中村 哲さん/医師 『憲法9条・守るより実行すべきだ』

毎日新聞6月6日夕刊の特集ワイドから 記者/小国綾子さん
http://mainichi.jp/feature/news/20130606dde012040026000c.html

尊敬する中村哲さん。
もともとパキスタンのハンセン病の医療支援に始まり、後にアフガニスタンの無医村でも医療活動していた。2000年アフガニスタンの大干ばつにより、『清潔な飲料水と食べ物さえあれば8・9割の人が死ななくて済んだ』と、井戸を掘り、03年からは用水路建設に尽力してきた。
砂漠化した大地が3500㌶の畑にかわり、植えられた75万本の木々の緑を見ると、感動し涙が出る。この灌漑のおかげで15万人の難民が戻ってきたそうだ。15万のいのちと生活が復活したのだ。

この実行力!

その人が言う。


・・・『憲法はわれわれの理想です。理想は守るものじゃない。実行すべきものです。
   国益のためなら武力行使もやむなし、それが正常な国家だなどと政治家は言う。
   これまで本気で守ろうとしなかった憲法を変えようだなんて。私はこの国に言いたい。憲法を実行せよ、と』

・・・『どんな山奥のアフガニスタン人でも、広島・長崎の原爆投下を知っている。その後の復興も。一方でイギリスやソ連を撃退した経験から「羽振りのよい国は必ず戦争する」と身に染みている。だから「日本は一度も戦争もせずに戦後復興を成し遂げた」と思ってくれている。他国に攻め入らない国の国民である事がどれだけ心強い事か。
  アフガニスタンにいると、<軍事力があればわが身を守れる>というのが迷信だと分かる。
  敵を作らず、平和な信頼関係を築くことが一番の安全保障だと肌身に感じる。


・・・『道徳や倫理は完璧に守れるものではない。
   なんとか守り、実行しようと努力する事が人間を大きな誤りから押しとどめてきた。』

・・・『ちっぽけな国益をカサに軍服を着た自衛隊がアフガニスタンの農村に現れたら、住民の敵意を買います。日本に逃げ帰るか、或いは国籍を捨てて、村の人と一緒に仕事を続けるか』

  ―長いため息を一つ。
  
  『本当に憲法9条が変えられてしまったら・・・・。僕はもう、日本国籍なんかいらないです。』

ほんとに私もそんな心境だ。
 ― その前に、「わが国に来て下さい」、と思われるような人間でなければならないのだ。クー!


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