物理学者・池内了さん「お任せ」せず実践を」毎日新聞/7月20日/原爆の呪縛 日本よ!より

まったく目にも耳にも入っていないかのごとく、事実と民意を無視し続け、勝手に進んでいく政治。
誰がガス室に送られたりギロチンに掛けられるわけでもないけれど、『恐怖政治』と言えないだろうか。
正義も国民の幸せもどうでもよく、自分達の利害関係のみで動いているように見える。
それって犯罪者の理論に似ていないか?

7月20日毎日新聞夕刊の特集ワイド「原爆の呪縛 日本よ!―この国はどこへ 行こうとしているのか」より
                         http://mainichi.jp/feature/news/20120720dde012040016000c.html
物理学者の池内了さんのお話。一部を紹介させていただきます。
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「この夏が最大のチャンスだったんだけどね」

「私たち国民のほうはすっかり覚悟を決めていたわけですよ。この夏は原発抜きでやろうって。企業も生産シフトや自主電源の確保などの準備をしていた。この夏を乗り切れば『なーんだ、やれるじゃないか』となって、脱原発社会への自信をつけられるはずだった。それなのに再稼動してしまうなんて。」

「『君子豹変し、小人面を革む(あらたむ)』 つまり、徳の高い人ほど自分の過ちを認め、立場を改める。小物は過ちを犯しても、えへへ、と顔をゆがめてごまかすだけ、という意味です。」 

「東京電力福島第一原発事故以来、ほとんどが沈黙を守っている。自分達がどこで誤ったのか、今後どうするべきなのかをきちんと語る責任があります。科学者は今こそ『君子豹変』しなければなりません」

「実践の伴わない主張は弱い」
「太陽光パネル1枚だけなら10万円足らずで買える。ベランダに昼間6時間置くだけでパソコンが20時間使えます。まずは自分の暮らしを変えましょう」

「原発の分をカバーするには、太陽光発電を導入する世帯を焼く1500万に増やさなければならない。しかしその半分を皆で節電すれば800万世帯でいい。これを10年で実現していく。脱原発化にかかるお金と時間を我々皆で支えていく。決して『お任せ』ではなく」

「大切なのは、原発は反倫理的であるということを意識して生きる事。
 第一に空間的に反倫理的です。過疎地に押し付け都会の人間はのうのうと暮らしている。植民地的発想によって成り立っている。沖縄基地問題と同じです。
 第二に時間的にも反倫理的です。我々が電気を使って優雅な生活を送り、子孫に核廃棄物などのツケを押し付ける」

「故郷・姫路は空襲に遭ったが、姫路城だけはやられませんでした。僕の勝手な想像ですが、操縦桿を握る兵士は城の美しさにどうしても撃てなかったのではないか。それが文化の力。暴力の力ではない、本当の力」

「僕は科学は文化だと思っているんです」
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小出裕章さんや大江健三郎さん、村上春樹さんたちと同じだ。
徳の高い人たちは、謙虚で想像力に満ち、静かでやさしい。

『音楽の力』も文化の力。本当の力。と信じている。

CDやLive、Lessonのお問合せは、taka(アットマーク)tbi.t-com.ne.jpまで。

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