もう一度 /恐るべし! 50年代米公文書「原子力技術協力で日本を『治療』 毎日新聞2011/7/24

2011/7/24の毎日新聞に衝撃の記事がありました。考えとしてあるだけでなく、公文書として公開されるとは!
以下、要約し、一部掲載させていただきます。
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米国:原子力技術協力で日本「治療」 米政府が50年代、反核感情高まり憂慮

 1954年3月1日に太平洋ビキニ環礁で米国が行った水爆実験で静岡の漁船「第5福竜丸」が被曝し、原水爆禁止が国民運動となる中、危機感を深めた当時のアイゼンハワー米政権が日本の西側陣営からの離反を憂慮、日本人の反核嫌米感情を封じ込めようと、原子力技術協力を加速させた経緯が、23日、米公文書から明らかになった。

 共同通信が米国公文書館で収集した各種解禁文書は、核に「無知」な日本人への科学技術協力が「最善の治療法」になるとして、原子力協力の枠組みや日本人科学者米施設への視察受け入れを打ち出す過程を明記。米側が「原子力の平和利用」をテコに日本世論の懐柔を図り、被爆国が原発導入を進めるに至った源流が浮かび上がった。

 アイゼンハワー大統領は54年5月26日にダレス国務長官に覚書を送り、被曝事件後の「日本の情況を懸念している」と表明。「日本での米国の利益」を増進する方策を提示するよう求めた。これを受け、国務省極東局は大統領宛極秘覚書で「日本人は病的なまでに核兵器に敏感で、自分達が選ばれた犠牲者だと思っている」と分析。打開策として①被曝乗務員への賠償②米側からの「放射能に関する情報提供」③吉田茂首相への遺憾表明―を挙げ、『放射能』に関する日米交流が「日本人の(核への)感情や無知に対する最善の治療法」になると指摘した。
<2011・7・24 毎日新聞 東京版朝刊>

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核爆弾で広島・長崎が壊滅し、何十万人が亡くなったのに、
「核に無知な日本人」って!?
「病的なまでに核兵器に敏感」って!?
「自分達が選ばれた犠牲者だと思っている」って?!
「最善の治療法」って?!!!

どこからそんな言葉が出てくるの?
いやーまいった。
ほんとに、イラクやアフガンの人々の命を、なぜあんなに軽んじる事ができるのかと思っていたけど、日本に対しても全く同じなのだ。"友達"なんかじゃ決してない。

小出先生の言う、「差別」がここにあるのだ。
日本人が、被爆国でありながら、反核を推し進められなかった背景は、こういうことだ。

そのせいで、現在大変な事になっている。

これが犯罪でなくて何なんだろう。

2400年前に、プラトンが「国家」で「正義」について語っている。
何も変わっていないのだなあ。
・・・人間が自分の利益を求め、不正な事との区別がつかなくなる。そのことを解明していく。

人間の幸せとは、どういうことを言うのだろうか。

少なくとも、人の命や魂を犠牲にして得られる事ではないことは明らかだ。


*****追記
併せて、映画監督オリバー・ストーン氏の、2013年8月6日広島での講演会の記録を見て欲しい。
CDやLive、Lessonのお問合せは、taka(アットマーク)tbi.t-com.ne.jpまで。

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