小出裕章さん(京都大学原子炉実験所)の話を聴いてみよう

4/18の朝日新聞・朝刊一面に 『原発「減らす・廃止」41%』 という見出しの、世論調査結果が載っていた。どういう意味と思う?
私は目を疑った。原発に反対する人が41%!というわけ。この期に及んで、まだ、原発を容認する人が半分以上、2人にひとり居るというわけ!? マジデスカ!?

世論調査されたことは、今まで生きてきて一度もないけど、いったいどういう人に聞いているの?それとも、ほんとにほんとの実態なの、これが?
どうなってんのこの国は?

確かに2007年の調査のでは、「増やす:13%!」 「現状維持:53%!」 (驚くべき数字!!)「減らす:21%」 「やめる:7%」 (なんじゃこれは!!!)
これに比べて、今回は、「増やす:5%」 「現状維持:51%」 (うそでしょ!!2%しか減ってない!) 「減らす:30%」「やめる:11%」 と、反対する意見が一応増えるには増えていますが・・・まったく、信じられない数字です!
この国の半分の人が、テレビで「だいじょうぶだいじょうぶ」と言っているのを、真に受けているのか?
<レベル7>であるにもかかわらず!!
世界中が案じているというのに!

4/20朝日新聞の社説・・・
ドイツでは、福島原発を受けて、デモ運動が広がり、州議会選で原発反対派の緑の党が躍進した。そんな中、もともと推進派のメルケル首相が「脱原発」に方向転換し、17基のうち、80年以降に建設した7基の運転を、3ヶ月間停止することを命じたそうだ。02年・シュレーダー政権のときの「20年代には全廃」の路線に復帰し、自然エネルギーに力を入れていくという・・・

ドイツには地震は起きないし、海も北海側にしか無いじゃないの。

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やはり、日本人はあまりに無知なんじゃないだろうか?

恐ろしい事が起こっていることは、みんな知っているけれど、政府も学者も、テレビや新聞で、パニックを避けようとするあまり「大丈夫大丈夫」と、子どもでも疑うような楽観的な話しかしない。何もなかったかのように、ばかばかしいテレビ番組に、はやばやと戻り、たまの震災・原発関連の番組では、専門家でもなんでもない輩が意見を述べる、などという無意味な電波の無駄使いに終始する毎日に、やきもきしているなら、本当のことを知り、自分で判断しよう。

確かに、楽観的な意見の中に居れば、不安から逃れられる。けど、危険からは逃れられない。

いったい、福島原発で何が起こっていて、その実情はいったいどうなのだろう、原子力っていったい、ホントはどんなものなんだ?と思ったら、小出裕章さんの話を聴いてみて欲しい。

小出さんのお話は専門的でありながらシンプル、そしてとても人間的です。

1968年に東北大学に入学し「原子力が人類の未来を切り開く」と意気込んで学び始めたけれども、そうじゃないことに2年後に気が付き、原子力をやめさせるためにこの現場に踏みとどまろうと決意なさったとのこと。

お話を聴いていると、いい人だなあ、と涙が出てきます。

推進しようとしている人には、邪魔な存在なのでしょう。だって、真実を伝えようとしていらっしゃるのだから。
でも、昨今、幸いなことに、テレビだけでなく、上手に選べば使える情報源にも私たちは恵まれています。(ただし本当に、上手に使えばの話ですけどね。)

なるべくたくさんの人が、本当のことを知ってくれるといいなあと思います。

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「小出裕章・非公式のまとめ」というブログを作ってくださっている方が居ます。そのブログのURLは
http://hiroakikoide.wordpress.com/

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原子力発電所の現実を知ろう

昨日今日と、復興に向けての、前向きなニュースがトップニュースとなっています。今、最も大事なニュースです。
しかし、同時に、実は、福島原発については、やっとレベル7である事を認め、1~4号基は、安定どころか、今のこの今もぎりぎりの状態で冷やし続けていて、4号基ではなんと!温度や圧力が上がっています。莫大な量の猛烈に汚染された水が溜り、海や土壌に漏れ出していないとは限らない・・・・というような恐ろしい事態が進行している事を、絶対に忘れてはならない。

小出裕章さん(京大原子炉実験所)の話を聴いてみて下さい。

実に、わかり易く、冷静で、激することなく、楽観的でも悲観的でもなく、丁寧でありながら端的に、実に辛抱強く、インタビューに答えていらっしゃいます。
そのお話の内容は、頑(かたく)なさなど微塵も無く、あくまで地球やそこに住む生命体の平和を望んでいるという愛が伝わってきます。とても自然で気持ちが良いです。

40年も前から、原発の恐ろしさについて説き、反対してこられた小出さん。原子炉推進派の学者と政治が、こういった正しい意見を押さえ込んできたのは明らかです。
こういう事態にならなかったら、私も東京に原発が無い不思議を感じつつも、温暖化阻止のためには原発は仕方がないのか・・という程度にしか危惧していなかった。

しかし、実際には講演会などもたくさん行っていらしたわけで、私自身どうして、こういった原発に対する正しい意見を、自ら捜し求めなかったのかと、とても後悔しています。

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・「小出裕章・非公式のまとめ」というブログを作ってくださっている方が居ます。そのブログのURLは
http://hiroakikoide.wordpress.com/

・大阪MBS毎日放送ラジオの 『たねまきジャーナル』 という番組で、毎日15分くらいのインタビューに答えていらして、それを、LunaticEclipsという方が、YouTubeに流してくださっています。
上の非公式まとめのブログにアップされています。

・DMGFNPPという方の3月29日投稿の、『大切な人に伝えたい「隠された原発」』の小出さんの講演会も見てみて下さい。
URLは
http://www.youtube.com/watch?v=eIkfHSEueMA&feature=related

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4月14日放送のMBS毎日放送ラジオ「たねまきジャーナル」インタビューの最後の辺りを書き起こしてみました。

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質問>今、日本のエネルギーについて、抜本的に考え直さなきゃならない時期と思います。推進派の中でも、もっと安全な原子力発電に投資しよう、などという新しい流れもありますが、原子力というものが、そもそも、人間がコントロールし得るものなのか、或いは、原理的に、扱ってはいけないエネルギー源なのか、そのあたり、どのようにお考えですか?

小出さん:私は使うべきでないと思っています。

>要するに、安全な原子力発電は無い、という事ですね?

小出さん:そうです。
  原子力発電所が安全なら、都会に建てればいいのです。電力の消費地に建てて、そこから電気を送れば良かった・・わけです。
  ところが今回、福島の原子力発電所で事故が起きているわけですが、福島というところは、東京電力の給電範囲ではないのです。東北電力の給電範囲に東京電力が原子力発電所を建てて、東京に電気を送る、ということをやっている。福島第2原子力発電所も同じ東北電力の給電範囲ですし、東京電力は他に、柏崎刈羽原子力発電所(新潟)を持っていますが、そこも東京電力の給電範囲ではありません。
  東京電力はたくさんの火力発電所を東京湾に林立させていますけれども、原子力発電所はついに一機も建てる事が出来ず、東北電力の給電範囲に押し付けて、長い送電線で東京に電力を送ったのです。
  それは、原子力を薦めている人たち自身が、『都会では引き受けられないリスクを原子力発電所は持っている』という事を知っていたからです。
  私はそうである限り、原子力発電所は認めません。

原発を作ったのは、いったい誰?

原発を54基も作ったのは、いったい誰?
 その人たちを、選び、許してきたのは、いったい誰?

燃料棒が融けて、ウランが圧力容器に溜まっている。
これから長い間、冷やし続けなければ、大変なことになる。
今も、ものすごい量の放射線が空気中に放出されている。
放射能にとても汚染された水をたくさん放出している。
世界が固唾を呑んでFUKUSHIMAを危惧している。

でも
誰かがテレビで、「心配する事はない」と言えば、もう考えないの?
震災前のテレビ番組に戻れば、危機も去ったというの?
子供たちのこと、世界の人のこと、考えてみないの?

原発を作ったのは、いったい誰?
 その人たちを、選び、許してきたのは、いったい誰?

「『節電』の町・・・いつもこれでいいのでは?」その2

『節電』の町・・・いつもこれでいいのでは?」について
震災や津波は、地球の自然な現象で、そんな地球に住まわせてもらう以上、自然を受け入れ、自然をなるべく犯さず、うまくやる知恵を人間が持つしかないように思います。おそらく、だから、人は天災からは立ち直ることができる。

しかし、人が作ったものであっても、人の手で制御出来る範囲からかけ離れた物を、理解も出来ないまま、利用する・・・それは、どう考えても、やってはいけないことなのではないだろうか。身近には行き過ぎたデジタル化然り、遺伝子組み換え、クローンを作ること・・・などなど。もうすでに手を染め始めている。

宇宙から見ても飛びぬけて明るい日本。安全だと言い、しかし都心には決して作らない原発。このゆがみに皆が気づくいい機会ですが、考える事に慣れていない日本人、又元の社会に戻ってしまったら最悪です。
現に近所のスーパーは、もうすでに、売り場に無駄な照明が着けられ、くだらないBGMが天井から、ラジカセからは音が割れるほどの音量で、エンドレスで、同じ売り込み文句を繰り返しています。やめてくれと何度言ってもだめ。ほんとにがっかりします。

「原発を作ること」と「身近な電気の無駄遣い」は、直接的につながっている、というこんなに明らかな事が想像出来ない、或いは解ろうとしないなんて、感性がほんとに腐ってる。

おかしいと言う人の数がおかしくないという人の数を上回らない限り、おかしいと言えない。自分の判断で正しいか正しくないかを決められない。そもそも皆がそうなので、それを変だと思う人も少ないし、きっとテレビで誰かが「それはおかしい」と言えば、簡単に付和雷同するのでしょう。

今、まさに、ほんとうに、どうしても、根本的に考え直す時。
どうにかしなくてはなりません。

音楽に何が出来るのか

 音楽に何が出来るのか・・・・。

   ☆☆☆

 3平方の定理で有名な、『ピタゴラス』は、数学者でもあり哲学者・音楽家でもありました。魂が病気の人のために、作曲し、聴かせることで治療していたそうです。ピタゴラス自身は、宇宙の交響に耳をすまし、心を凝らし、天球とそれにしたがって動かされる星々との、音階と和音に聴き入り、覚知していた・・そして、その楽音に潤され、知性のことわりをととのえ、鍛え、弟子達にそれを教えた(ピュタゴラス伝より)・・・ということです。

   ☆☆☆

 少なくともピタゴラスの生きた2500年前、人間は宇宙と共に地球の一部としてあったのです。実は今もそれはなにも変わらない。でも今、科学が宇宙や自然を操作できる、などという愚かな思い上がりに侵されている。魂の病気といえるかも。

   ☆☆☆
 
 私は音楽をするとき、人間の意図などをはるかに超える<何か>、音が在るように在る、音が行くように行く、そういう<何か>に沿い、音を紡いでいく事を理想としています。実際には自分の力量不足や、精神力の弱さにより、なかなかうまくは行かないのですが。
 
   ☆☆☆

 音楽に何が出来るのか・・・・。

 いつも考えていることです。

 今、情況が許す限り、音楽をやっていこうと思います。

『節電』の町・・・いつもこれでいいのでは?

18日は立川ジェシージェイムスで澄さんとライブでした。

立川はとても大きな町で、いつも、駅には人があふれ、がちゃがちゃしています。

ところが今日は、喪に服す皆さんの気持ちもあるし、街全体が節電しようとしていて、とても静かで、落ち着いていました。

たくさん人がいても、駅のアナウンスも、人も大声をあげる必要がなく、静かです。
余計な、明るさがないので、眼から入る過剰な刺激がなく、とてもやすらぎます。

大事なのは、だれも、それで不自由でないという事。皆、気が付いているかしら?
あちらこちらから必要でない音がなり、やたらと明るい事が、気持ちのいいことではないということに。
お願いだから、皆、気が付いてくれ!

そして何より、みんなの節電の努力により、すくなくとも『原子力発電所』など『必要でない』ことが、証明できたではないか?!

地震は、地球のくしゃみのようなもの。人も自然の一部。
地球の大きさを思い知り、きちっと地球が発する警告を受け止めて、今までとは、変わって行かなくては。

心を開き、感じて、頭を使い、良く考えよう。



3月18日 本日のライブは行います! 立川『ジェシー・ジェイムス』 澄淳子さんとDUO 8:00~

震災に心が痛み、原子炉を危惧し、とても大変な日々が続いています。

こんなとき、音楽に何が出来るか・・・

私が、音楽を生業にしている意味は・・・
音楽は人にとってなくてはならないもので、心身を浄化しエネルギーが生まれる・・そう信じ、またそう感じながら、音楽に心をこめて作って来ました。

空を見上げれば、不安に胸がつぶれそうですが、生き残っている者は、つつましく、すこしの幸せを糧に、前に進むしかありません。

こんなとき、音楽に何が出来るか・・・
しっかり受け止めて、いい音楽をとにかく作ろうと思います。

CD「elma」がもう無い!

2003年、ローヴィングスピリッツ・レーベルからリリースされた、カルテットのCD「elma」が、レーベルにも私の手元にも、O枚となってしまいました!

レーベルは、もう、「再版しない」とのことで、いわゆる、『絶版』とならざるを得ない、ということ。

録音時には、苦労が色々ありましたが、Andy、安ヵ川氏、Tappy氏、池長氏という、素晴らしいメンバーに支えられて行った録音は、今では思い出深いものになりました。

JazzのCDですし、私の知名度が高いわけでもないので、爆発的に売れるという事は無く、7年かけて、少しずつ、CDを手にしてくれる方が増えていった、というわけです。感慨深いことです。

このアルバムが好きだといってくださる方もたくさんあって、またこのCDにしか収録していない曲ばかりで、しかも当然、このときのこの録音は、これしかないわけで・・。
私の大事な作品である、あのCDがなくなるというのは寂しい限りです。

☆ CD「For A New Day」発売記念ツアー ☆</

☆ CD「For A New Day」発売記念ツアー ☆

2009年4月1日に、安ヵ川氏の立ち上げたレーベル、「D-musica」リリースされました、私のリーダー作として4枚目のCD、「For A New Day」のレコ発ツアーです。

既に4月に 「川崎・ぴあにしも」 で、お披露目はいたしておりますが、7月~9月は連続して、東京・横浜以外でも演奏します。

・7月6日(月)/吉祥寺 「サムタイム」:すでに終わりました。
 お客さま方が、事の始まりを見るような、集中力溢れる、良い空間でした。
 これから、このトリオが熟成し変遷していくのかなあ、となんだかうれしくなりました。

・7月19日(日)/大田区鵜の木 「アトリエひらり」 2:30Start・・・昼間のjazzライブは珍しい!
・8月9日(日)/静岡 「ライフタイム」
・8月15日(土)・名古屋 「スターアイズ」
・8月16日(日) 大阪 「Mr. ケリーズ」
・9月2日(水) 新宿 「Pit Inn」
・9月18日(金) 赤坂 「B♭」
・9月25日(金) いわき 「シャンティハウス」

お待ちしています。

☆2009・4・1 初トリオCD「For A New Day」リリースします。

4月1日、CD「For A New Day」を ダイキムジカよりリリースします!

「Daiki Musica」とは、敬愛するベーシスト安ヵ川大樹氏が立ち上げたレーベル。その第一弾として私のトリオアルバム(安ヵ川大樹・Bass、橋本学Drums)が、光栄にも出版されます。

安ヵ川君とは彼が大学卒業してまだ数年の頃、共演しました。なんかそのときのことは忘れられないなあ。リズムの感じ方が似ていて、何も心配することなく、とても自由に演奏できた。

それは、今も変わらず。

橋本氏は安ヵ川君が紹介してくれたひと。流石に、良いマッチング。シャープで素晴らしいのです。

スタンダードから、All The Things You Are、The Neaness Of You、All Of Youの3曲。オリジナルはKaori、青紫陽花、Blue Or Red、Last Snow、そしてタイトルにもなった For A New Day。

スタンダードを弾く楽しさも、自作曲が共演メンバーの好演で完成される楽しさも両方ありの贅沢です。

ジャケットも素敵なんだなあ、これが!

For A New Dayは2004年に完成した曲。出来て以来、ずっと飽きることなく演奏している。降りてくるように書いた曲。平和な世界を願って書いた。

発売記念で、3月31日(水)吉祥寺Disc Union ジャズ館にて20:30より、4月1日は新宿Disc Union ジャズ館にて20:00より、インストアーライブをします!

どうぞよろしく!